一般的なラオス人たちの暮らし・ライフスタイル

ラオスの人々は未だに伝統的かつ保守的な生活を送っています。

アジアでも国際化や近代化の波に押され変わりつつある国も多い中、ラオスでは古くからの仏教の教えが人々の心に深く影響を与えており、それが考え方や振る舞い、行動様式に根付いています。言い換えると、ラオス人にとって仏教哲学はライフスタイルと言えるかもしれません。

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「受け入れる」ということ

ラオス人は「受け入れる」ことを尊重します。

世の中のどのような事象も、それが本来あるべき姿と考えます。

<何故必然性のあるものを変えようと望むのか。私には自分への責任があり、貴方には貴方の責任がある―だから言い争いや人に立ち向かっていく必要なんてない>

ラオス人は良い事も悪いこともひっくるめて人生にやってくる出来事を受け止めます。

そしてもし今上手くいってなくても、後で必ず良くなると堅く信じます。

ですからとても我慢強い人が多い傾向にあります。

街規模で停電が起きても「う~ん 電気は…多分明日の朝に戻ってくるはずかなぁ」なんていいながら、どっしり構えている人ばかりでパニックになったり、心配したり電気が使えなくて怒っている人もいません。

真っ暗なまま、音が消えた町で聞こえるのは時折通るバイクの音くらいのものです。

スローライフを満喫したい人にもってこいのデスティネーションと言えるかもしれません。

 

「心」を大切にする

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ラオス人は「心」を大切にする人々です。

それは彼らの「ことば」にも表れています。

ラオス語では「CHAI」日本語で「心」という言葉を由来とした言葉がたくさんあります。

例えば「SOUK CHAI」という言葉は幸せになること、「CHAI BOLISUD」は正直でいることとは純粋な心をもつことだ、「KHAO CHAI」は理解することは心に入ってゆくことだ、など色々な言い回しがあります。

ラオスの人々は基本的にものすごくフレンドリーで優しく、ユーモアのセンスも抜群です。

人々は周りの人のつまらない世間話が大好きで、特に外国人観光客の日常には興味しんしんです。自分の人生なんて平凡だし聞いてもつまらないし…と思わずに話してみると、ラオスとの違いもあいまってか楽しんで聞いてくれます。つっこみを入れながら。

またバーベキューのお店で「それ何の肉なの?」と聞くと「人間」との返しが。

えっ…と固まっていると店員さんは「まぁ男の心臓じゃないといいけどね。男の心は女の子よりほろ苦いからね…男はけんかするからね」なんてしゃれた返しをしてきたり。

(日本人的には面白いかどうかは微妙なところですが…)

また新入りの僧侶たちも、観光客に気軽に話しかけて小話をしたり、学校で習った仏教についての説教を練習しようとしたりするので、一人で行っても結構退屈しないと思います。

 

懐かしい気持ちになるラオス

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ラオスでは全体的にネオンサインも看板もあまりなく、街を歩いていても何もかがとてもシンプルです。それもあってか人の流れも動きもゆっくりとしていて、日本の忙しい生活と比べるとまるで時が止まったように感じる人も少なくないようです。

またラオスに行った人からは「初めて行ったのに懐かしい感じがした」「昔は日本もこんな感じだったんだろうか」「この国はこのゆるい感じでずっといてほしい」なんて感想も多く聞かれます。現代日本が失いつつある人と人とのつながり、適当さ、ゆったりと生きる事、それに昔ながらのアジアの価値観が強く残るこの国では、本当の意味でのんびり過ごすことができるでしょう。